«せめて。»

どうせ世界は自分を中心になんて回っちゃくれないし。
例え回ってもそれはそれで味気ないと我侭言うだけだし。

上手くいかなくても、どうしようもないことでも、せめて自分だけは。

自分だけは自分で回して、自分の為に立っていれたらそれでいいじゃないかと思う。

些細なことでぐにゃりと曲がる弱いものじゃなくて、どんな嵐にも耐えてみせる大木のように太いしっかりした芯を持った人間にいつかなりたい。

なれると信じて前向いて笑っていけたらいいな。

辛くてもしんどくても、それでも虚勢じゃなく笑えたらいいな。
多少のことは笑い飛ばせる、そんな強いひとになりたい。

からっと晴れた日の空を連想させるようなひとに、なりたい。